高橋多佳子コーナー Y
モーツァルトからショパンまで
  高橋多佳子さんのコンサートも今回が5回目になりました。新緑まばゆい5月のコンサートは始めてでしたが、あいにくの雨模様となりました。その中を、関東、関西からの遠方のお客様たちでホール内は満席になりました。前日から調律士の佐野さんがメンテナンスを施していただいたあと、調律で魔法をかけたような美しい音色に、多佳子ちゃんの研ぎ澄まされた技術と、それに充分に応えるかのような演奏です。モーツァルトのピアノ・ソナタ K330が始まるや否や、そのタッチの素晴らしさ、間のとり方は溜息が出るほど感動を誘う演奏でした。
今回で5回目のコンサートでしたが、今までのコンサートの中で最高のコンサートではないでしょうか。素晴らしい演奏に、ブラボーも飛び出すほどお客さまも感動され、気持ちも高ぶっていた現れではないでしょうか。
 

2008年5月24日(土)15:30開演
プログラム

モーツァルト:ソナタ 第10番 ハ長調 K.330
*シューベルト:即興曲 Op.90より 第1番 ハ短調
 第4番 変イ長調

*ラヴェル:「夜のガスパール」“オンディーヌ”、“絞首台”、“スカルボ”
*ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22

 ラヴェルの「夜のガスパール」“オンディーヌ、“絞首台”、“ガスパール” “スカルポ”では初の朗読を披露
 
曲目に合わせて照明に工夫を凝らして
   
  初お披露目のラヴェルの演奏に程よい緊張感を持って
歯切れのよいトークは相変わらず健在です 
 表情もたっぷりと
 
演奏が進むにつれてますます演奏も冴える
 
恒例の記念撮影にホールの仲間とファンに囲まれて

心温まる交流会皆さん楽しそうでしょう
 
演奏会翌日は会員さんで蕎麦うち名人の下起さん宅で交流会

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