和波たかよし（ヴァイオリニスト） 【第3回】　ホールが主催として定着したコンサート

２００２年ソロ　２００３年には、豪華メンバーによる、ピアノ五重奏のコンサート

２００１年に大阪の花井さんが主催として実現したコンサートも、２００２年も和波さんの根強いファンでホールも満員の盛況で素晴らしいコンサートが行われ、会員さんを始め、一般の方たちも深い感動を受けられたことは周知の如くである。２００３年の今年は和波さんの提案を受けて、フランクのＣＤの収録前に、是非とも当ホールでコンサートをやりたいとの有難い申し出があり、ピアノ五重奏という小さなホールで珍しい、豪華なメンバーでのコンサートが実現した。ホールの響きもさることながら、和波さんに加え、第二ヴァイオリンには田島高弘、ヴィオラに松見健太、チェロに林　誌乃の若手ながら和波さんから指導を受けて第一線で活躍中のメンバーで編成された演奏は素晴らしいハーモニーを奏でて、さながらオーケストラを聴いているようだねとの感想もあったほど、迫力に満ちたコンサートであった。コンサート後での打ち上げにも、ホールのスタッフ、会員さんたちで和やかな会話が交わされ、印象深いコンサートとさらに和波さん夫妻と深い交流が築かれたことと信じている。 これから、クラシックファンがどんどんと増えて、音楽の素晴らしさを一人でも多くの方達に知っていただくとともに、音楽の普及と、地域におけるコミニュティー作りに貢献できたらこんなに嬉しいことはない。音楽がいかに心に感動と豊かさを提供してくれることは、医学的にも実証されていることから、草の根運動を通して、あづみ野コンサートホールでの演奏会がいつも人人で溢れることを願うばかりです。そのためにも、いろんな構想を練りながら、多くの音楽関係者、会員さんたちの知恵を借りながら頑張りたいと思います。

演奏曲目(2003年５月２５日開催） バッハ：無伴奏ヴァイオリンソナタ　第１番　ト短調　BWV1001よりアダージョ、フーガ 和波孝�A　（ヴァイオリン） シューベルト：即興曲　D899より　第３番　変ト長調　第４番　変イ長調 土屋美寧子　（ピアノ） シューマン：五つの民謡風小品　op.102より 林　詩乃　（チェロ）　　土屋　美寧子　（ピアノ） パターソン：マナナンの潮　（ケルト神話より）　op.64 松実健太　（ヴィオラ） クライスラー：美しきロスマリン　　ウィーン奇想曲　愛の喜び 田島高宏（ヴァイオリン）土屋　美寧子　（ピアノ） フランク：ピアノ五重奏曲　ヘ短調

家内の手づくり料理で、楽しい打ち上げ懇親会

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