和波たかよし（ヴァイオリニスト） 【第６回】　プログラムに聴き応えを感じたコンサートと公開レッスン

ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全集のCDの発売記念のコンサート

２００１年にサイトウキネンの大のファンである大阪の花井さんが主催していただいたのに端を発した和波さんのコンサートも第6回目を迎えました。連続したコンサートの存続の意義のあるものか、また、それに対して、どれだけ多くのエネルギーが必要かということを勉強させていだいたコンサートだと思います。和波さんの熱心なファンも数多くおられるからこそ、そして小さなホールのことをよくご理解をいただいての連続のコンサートだと思います。「継続は力なり」とよく言われていますが、私たちのような立場としては演奏家の心遣いがあってこそ継続が出来ているのであることを忘れてはなりません。 来年以降については、7年連続が大切なのか、第7回目を満を持して満員の中で開催するほうが意義あるものかとも考えたいと思います。

演奏曲目(2006年10月２８日開催） ベートーヴェン：ピアノとヴァイオリンのためのソナタ　第8番　ト長調　op.30　no.3 1.アレグロ・アッサイ 2.テンポ・ディ・メヌエット・マ・モルト・モデラート・エ・グラツィオーソ 3.アレグロ・ヴィヴァーチェ ショスタコーヴィチ：ヴァイオリンとピアノのためのソナタ　op.134 1.アンダンテ　2.アレグレット　3.ラルゴ→アンダンテ シューマン：幻想小曲集より　（ピアノ・ソロ）　飛翔、夢のもつれ ラヴェル：ハパネラ形式の小品 ドビュッシー：パスピエ サンサーンス：序奏とロンド・カプリチオーソ　op.28

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